千鶴が思い出しました。

沖田さんが「思い出して、僕を好きになって、僕を選んで」とずっと言っていたら…こうはならなかったかもです。
昔の千鶴の話を聞いて。
千鶴にも、過去の千鶴にも語りかけるように謝って。

千鶴のことなのに、千鶴のことだから、引こうとした。
過去。沖田さんがいなくなって、一人になって。
沖田さんの残した手紙を読んで。

「私は、幸せでした」

その一言をずっと伝えたかったんじゃないかなと思います。

けれど記憶をなくしたことを知って。
自分を責める沖田さんを見て、そうじゃない―という気持ちが抑えきれずに――

ということを、描きたかったのですが…
今の時点で沖田さんを選んだとか、そういう訳ではないです。

あとがき読んで「なるほど」と思ってくださる方が多いので(漫画だけだとわかりにくくって…滝汗)今日も長くなりました^^;
読んでくださってありがとうございます。

次は平助君と千鶴がメインです。
この二人の絆も大切に描きたいです。