これ全部おまけで頂いたSS…これおまけって!!
もう俺得でしかない…この組み合わせ!!最強でした〜ww

皆さんもぜひ読んでください^^

文月様本当にありがとうございました…っ!!


SSL沖千

夏空のモノローグ 部長×葵

華ヤカ哉、我ガ一族 雅×はる

デザートキングダム シャロン×アスパシア

S.Y.K 真君×玄奘







SSL沖千




薄桜鬼SSL・沖田×千鶴
 
 
────沖田さんちで。
 
「ねぇ、千鶴ちゃん。もうすぐ千鶴ちゃんの誕生日だね」
「先輩……覚えていてくださったんですか?」
「もちろん。だって大事な大事な彼女の誕生日だよ? 忘れるほうがおかしいよ」
「か…彼女……」
「ん? 何、千鶴ちゃん。顔真っ赤にしちゃって。熱でもあるの?」
「いえ、ね、熱はないです……っ」
「そうなの? じゃあどうしたのかな? ……もしかして、『彼女』って言葉が恥ずかしかったとか?」
「……っ! わ、分かってたなら最初からそう言ってください!」
「あはは、ごめんごめん。でも、付き合ってだいぶ経つっていうのに、いつまで経っても可愛い反応してくれる千鶴ちゃんが悪いんだよ」
「か…可愛くなんて────」
「僕、千鶴ちゃんなら坊主になっても可愛いって言う自信あるよ」
「えぇ!?」
「それくらい、君のことが好きってこと。────ってわけで、僕から君に誕生日プレゼントをあげるね。はい、これ」
「わっ、ありがとうございます! 開けてもいいですか?」
「うん、いいよ。開けてごらん」
 
「はいっ! ────……『当たりくじ』?」
「うん、そうだよ」
「見たことないくじですけど……これってもしかして先輩が作ったんですか?」
「大正解、僕が昨日夜中に一生懸命心をこめて作ったんだよ」
「手作り……! すごく嬉しいです! えっと……『君の一番欲しいものが当たります』?」
「ほら、ここの『当たり』って書いてあるところ、剥がせるようになってるから剥がしてみてよ」
 
「あ、はい。剥がしてみますね。────…え?」
「どう? 千鶴ちゃんの一番欲しいものが書いてあった?」
「あの……えっと……」
「うん?」
「『当たりを引いた千鶴ちゃんには、ずっと僕が傍にいるよ』……先輩、これ……」
「僕は千鶴ちゃんが僕のそばにずっといてくれるのが一番なんだけど、千鶴ちゃんも僕と同じ気持ちだったらいいなーって思って」
「………………」
「ま、僕の願いでもあるから千鶴ちゃんの欲しいものって訳じゃないんだけど、そういう願いを込めて作ったんだ」
「………………」
「もしそうだったらすごく嬉しいんだけど────って、千鶴ちゃん? どうしたの?」
「…………です」
「え……っ?」
「……お、同じです。私も……私も、先輩とずっと一緒にいたいっていつも思ってるんです」
「……ホント?」
「はい、ずっとずっと先輩の隣に居られたらどんなに幸せだろうって私────きゃあ!」
 
「ごめんね、驚かせて。でも急に抱きしめたくなっちゃったから」
「先輩……」
「僕も千鶴ちゃんとずっと一緒にいたい。千鶴ちゃんと一緒にこれからの人生ずっと歩いていきたい」
「………………」
 
「大好きだよ、千鶴ちゃん。今はまだ無理だけど、将来絶対にもう一度言うから。だから……僕のお嫁さんになってくれる?」
「……っ!」
「ダメ……かな?」
「ダメじゃ……ない、です。その……不束者ですが、よろしくお願いします……」
「ありがとう、千鶴ちゃん。僕、すっごく嬉しいよ」
「私も、すごく嬉しいです」
 
「ねぇ、千鶴ちゃん。キス、してもいい?」
「えっ?」
「予行演習のつもりでさ。今、すっごくキスしたい気分なんだけどダメ?」
「ダメじゃないですけど、そんな前以て言われると……」
「照れちゃう?」
「う……は、はい」
「そんな可愛い顔されると、いじわるしたくなっちゃうなぁ」
「えっ? じゃ、じゃあ照れてないです!」
「そうなの? じゃあ遠慮なくキスさせてもらうね」
 
「えっ? それは────んぅ、ふっ……ぁん────……」
 
「…────ごちそうさま、千鶴ちゃん」
「せ、先輩……っ」
「また顔が真っ赤だよ」
「それは先輩が……あ、あんなキスを……するからで……」
「ごめん、今みたいなキスは夜にベッドの上でするべきだったね」
「え? あ、え!?」
「でもそれだと僕がプレゼントもらってるみたいだよね」
「あの────」
「でも実はあの当たりくじはおまけみたいなもので、ホントは千鶴ちゃんに似合うブレスレットがちゃんとあるんだ。だからいいよね?」
「い、いいよねって……」
 
「それはもちろん、夜のお楽しみってことで」
 
 
──END──
 
---------------------------------------☆






甘いです…っ!!甘っ!!^/^
え、これ夜のお楽しみは各自妄想…?(しました笑)
沖田さんが『くじ』を作っている様を想像すると…何故か笑ってしまいます^^
いや、おっきい身体で器用なことしてる姿を考えると…

お互いが一番のプレゼントですよね!さすが沖千!!
沖田さんの家っていうシチュがまた好きですvv





















夏空のモノローグ 部長×葵




夏空のモノローグ・部長×葵

 
 
────部室にて。
 
「聞きたまえ、しょっくーーーーん!」
「うわ、また始まった。部長の『聞きたまえ、しょっくーーーーん!』が」
「全く僕に似ていないモノマネをありがとう、カガハル君!」
「似てないって言わないでくださいよ、部長! あ、先輩、俺ホントはすっごく似てるんですよ? 先輩の為なら、レ/ディーガ/ガの真似だってすぐに出来るんです! ただ、今日はすっごくすっごく調子が悪いだけで────」
「うん、別に全く全然これぽっちも気にしていないよ? カガハル君」
 
「……うわ、小川のやつ、悪気なく全力でカガハルを凹ませてるな」
「気にしたら負けですよ、木野瀬先輩。────部長も、またどうせくだらない思い付きなんですから」
「えぇい! 聞き捨てならないぞ、篠原涼太君んんんん! 聞きもしないうちからそう言った発言は未来の科学への新しい扉を閉ざすことと同じだぞ!」
「おい、沢野井〜、何でいいから部室壊したりして先生に迷惑かけるようなことだけはしないでくれよ? 先生はな、責任をとりたくないんだ」
「……生徒の前で何ていう発言をしてるんですか」
「木野瀬君の言う通りだ、浅浪こもーーーーん! ────って、木野瀬君。そんな怖い顔でこっちを見ないでくれないか!」
「……悪かったですね、こんな顔で」
「ひいぃ! お願いだ! その無意識な上目づかいをやめてくれたまえ!」
 
「あ、あの……」
「ん? 何だね、小川葵君!」
「部長さんは一体何を言おうとしてたんですか?」
「……このまま黙っていればスルー出来たかもしれないというのに。ホントに先輩って人は……」
「だ、だってもしとんでもないことだったら全力で止めないと────」
「まぁ、小川の言う通りだな。んで? 部長は今度は一体何を思い付いたんですか?」
 
「よくぞ聞いてくれた、木野瀬一輝君! 君は【つり橋効果】というものを存じているかね?」
「つり橋効果って……」
「はいはいはーい、俺知ってますよ! 危険な状況を俺と先輩が共に体験すると、恋愛感情が生まれるってやつですよね!」
「お前と先輩じゃなくて、男女、な。夢は寝ている時だけ見てろよ、カガハル」
「でも、あれって危険に対するドキドキを恋愛のドキドキと勘違いしてるんじゃなかったですか?」
「そうだー、木野瀬の言うとおりだぞー。そう言うのは一時の気の迷いみたいなもんで、ゲレンデでの出会いと類似するもんだ」
「先生、何だかやけにリアルに聞こえますよ」
「木野瀬、そりゃきっと気のせいだ……ってことにしてくれ」
 
「で……その【つり橋効果】がどうかしたんですか? 部長さん」
「ふっふっふっ……。この効果に関しては科学的な要素ではなく心理的な部分が多分を占めている。だが、明るい科学の為、我々はこの心理学を応用してある実験を行おうと思う! 題して────『危険な科学の実験で果たして恋は生まれるものなのか!』だ!!!!」
 
「「「「「……はい?」」」」」
 
「今から男女で少々危険な科学実験を行って貰おうと思う! その際、果たして恋が生まれるのか試してみようではないか!」
「おい、沢野井。お前先生の言うこと聞いてたか? 先生は危ないことはするなってさっき言ったばかりだぞ」
「何も問題はナッシングだ、浅浪顧問!」
「……部長の『問題ない』はほぼ100%で問題しか起こしませんけど」
「聞こえているぞ、篠原君! だが僕は全く気にしない!」
「いや、部長。敢えて気にした方がいいと思いますよ。部員に馬鹿にされてるんですよ?」
「ハハハハ! 木野瀬君、そんな心配は無用だ! なぜなら今回の実験は君たちにはさせる予定はないからだ!!」
「そうなんですかー? 俺、また部長の実験体にされるのかと」
「カガハルが一番率が高いからな」
「でもでも! 先輩となら俺は大大大歓迎っす!」
「だから、夢は寝てる時だけにしとけよ、カガハル」
「何だと、篠原!」
「はいはい、お前たちー。先生のプラモ制作の邪魔すんなよ。今一番大事なとこなんだからな」
 
「あの……部長さん。じゃあ、今回は誰が実験を?」
「よくぞ聞いてくれた! 実は小川君、申し訳ないがこの部で唯一の女性部員である君には否応なしに参加してもらわなくてはならない」
「えっ?」
「そして危険な科学実験を他の大事な部員たちにやらせる訳にはいかない。つまり! 今回の実験はこの僕! 沢野井宗介と小川葵君の二人で行おうと思う!」
「え?え?」
「大丈夫だ! 君のことは僕が守ろう! まぁ、この僕がいれば危険なぞ向こうから逃げていくだろうがな!」
「いや、そうじゃなくて────」
「だが実験に危険はつきものだ! その上で君と僕の間に恋愛感情というものが生まれるかを確認しようではないか……!!」
 
「「「「誰がんなことさせるかあぁあぁあああ!!!!」」」」
 
「な、何故だ! 君たちにこの実験は荷が重いだろうと────」
「俺と先輩ならまだしも、部長と先輩は絶対に許せません! 先輩は俺とラブラブするんですから!」
「カガハルの妄想は置いておいて……僕はこの二人には恋愛感情は生まれないと思います」
「まぁ……なんていうか、恋愛ってしようとしてするもんじゃなくて、気付いたら落ちてるもんだろ? それを実験で試すってのは……し、しかも小川ととか……」
「おーい、木野瀬。そんな青春みたいな台詞やめてくれ。先生恥ずかしくなってきた」
 
「わ、私は一体どうしたら……実験は全力で嫌だけど、でも部長さんの目がすごくキラキラしてるし……。…………………………カフェオレお代わりしようかな」
 
 
──END──
 
---------------------------------------☆
 



全力で転がりました!!しょっくーーーーん!!(大好きだ!これ!!)
笑い転げたとも、萌え転げたとも言う…

う、うわああん!夏空の世界が一気に私の頭の中に!
すごいです!ちゃっかり部長さんが実験しようとしてるのが好き…っ
カガハルがもうそのまんまで…(笑)
最後のカフェオレで、木野瀬君フラグが発生した気がしてならない^/^



















華ヤカ哉、我ガ一族 雅×はる




華ヤカ哉、我ガ一族・雅×はる

 
 
────雅の部屋にて。
 
「失礼します、雅様。飲み物をお持ちしました」
「ん。そこ、置いといて」
「はい、かしこまりました」
「………………」
「では、私はこれで────」
「………………ねぇ。それ、どうしたの」
「へ……? それ、ですか?」
「……だから、その手。何で血が出てるのさ」
「え? 血って────あっ、本当だ! 一体どこで怪我したんだろう?」
「はぁ? 何それ。何で怪我したこと覚えてないの。もしかして、使用人は怪我した記憶もないくらいに忙しいとか言いたい訳?」
「そ、そんなことはありません! ただ、私が単に気付かなかっただけで────」
「だろうね、他の奴らなら気付きそうだし。ま、僕は別に何だっていいんだけど」
 
「でも、お気に掛けてくださってありがとうございます」
「……礼を言われるようなことなんてした覚えないよ」
「いえ、気付いてくださったことが嬉しいのでお礼を言わせてください」
「どういうこと、意味分かんないんだけど」
「私自身ですら気付かなかった怪我に、雅様が気付いて下さって……。それって、以前に比べて少しは私のことを見てくださっている、認めてくださっているってことですよね」
「はぁ? 何言ってんの、お前。僕は単に目に入っただけで、別にお前のことを認めたとかそういうんじゃないんだけど」
「はい、それでいいんです。でも私はそう考えることにしますから!」
「……馬鹿なんじゃない? どうせ言ったって勝手にするんだろ、好きにすれば」
「はい!」
「……ほんっと、馬鹿なやつ」
「それに、雅様は私が触っても気持ち悪くないんですよね?」
「ん? ……あぁ、そうだね。他の女や使用人だったら気持ち悪くて触る気にもなれないけど、お前は何故か大丈夫だね」
「ふふっ」
「……何笑ってんの、気持ち悪い」
 
「いえ、何でも────あっ、もしかしたら、お庭で怪我したのかもしれません」
「はぁ? 庭で?」
「はい、先程まで庭で花の手入れなどをしていたのですが、その中に切れ味の良さそうな葉があったものですから。痛みを感じなかったので気付かずにいただけかと……」
「……そういえば博もこないだ庭で怪我したって言ってたっけ。痛いって煩いから無視したけど」
「そういえば、新しい道具の開発で必要なものを庭で探していたって言っていました」
「はぁ……全くさ、博もお前も、二人とも馬鹿だね」
「知ってますか、雅様。馬鹿って言う方が馬鹿なんですよ」
「この僕がお前や博より馬鹿な訳ないだろ。何言ってんの。────ところで、さっさと手当でも何でもしたら?」
「いえ、これくらい舐めておけばすぐに治る程度ですし、大丈夫です。ありがとうございます」
「ふーん、そういうもん?」
 
「はい、そういうものです。では私は仕事に戻りますので────って、雅様? どうして私の手を掴んでいらっしゃるのですか?」
「……………………」
「……っ! ま、雅様何を────」
「何って、舐めたら治るんだろ?」
「そ、それは言葉の文というか……いえ、実際に舐めても消毒の効果はありますが、ですがこれは────って、くすぐったい……っ」
「あーもう、何でもいいからちょっと黙って」
「は、はい……」
 
「…────とりあえず舐めてみたけど、こんなんで本当に治る訳? 意味分かんない」
「お、恐らくそのままにしておくよりかは治りは早いかと……」
「ふーん……っていうか、何で僕こんなことしたの」
「それを私に聞かれましても……私も急なことで驚きましたし」
「使用人の手を舐めるだなんて、どうかしてる」
「………………」
「でも、別に嫌な気持ちじゃなかった」
「ホントですか?」
「こんなことで嘘吐いてどうするの。僕は利益のある嘘しかつかないよ」
「ということはですよ、つまり雅様は以前よりももっと私のことを気持ち悪く思っていらっしゃらないってことでいいんですか?」
「……っ!? な、何言ってんの急に!」
 
「雅様、私これからももっともっとお仕事頑張りますから!」
「はぁ? だ、だから何でそんな────」
「雅様ともっと仲良くなれるように一生懸命頑張りますね!」
「ちょ、ちょっと! 意味分かんないんだけど! 僕が誰と仲良くしなきゃいけないのさ!」
「では、仕事を引き続き頑張らせて頂きますので失礼致します!」
「あーもう! 知らない知らない! 何で僕がこんなに振り回されてるのさ!」
 
 
──END──








激萌え!!!
雅はる大好きなんですよ〜〜!!
私、実はリクエストで雅はるお願いしてたくらい…好きなんです(←遠慮なかった…)

雅とはるのかけあい!!もうすっごくすっごくありそうじゃないですかww
最後に叫んで終わってる…可愛い…可愛い〜ww
そしてはるの詰め寄りっぷりもさすがです!!^^
これ本当に飛び跳ねて「あったー!!雅はる!!」と叫んだくらい喜びましたvv





















デザートキングダム シャロン×アスパシア



デザートキングダム・シャロン×アスパシア

 
 
────パレスにて。
 
「ねぇ、シャロン」
「何だろうか、姫君」
「いつもいつも執務に追われているはずなのに、今日は何だかゆったりしてるのね」
「そう見えるかい?」
「えぇ、だっていつもだったら書類の山に囲まれてシャロンが机に埋もれてるって感じじゃない? それなのに、今日は机の上には書類らしきものはないし、いつも足音もなく訪れるヴィの姿もないみたいだし」
 
「……オレを……呼んだか?」
 
「────!!」
「ヴィ、いつも言っているが彼女の背後には立たないように」
「気をつけているつもりさ……BUT……どうしてもSOなってしまうのさ……それがDISTNIY……」
「どこがディスティニィよ。アンタが気をつければいい話じゃない」
「SORRYさ……バイザウェイ、頼まれていたREIのGOODS……BRINGしてきたのさ……」
「あぁ、済まなかったね。助かったよ」
「例のもの?」
「ノープロブレムなのさ……」
「あ、ちょ────って、行っちゃった。ねぇ、シャロン。ヴィは何を持ってきたの?」
 
「気になるかい? 実はこれを見つけて来てくれるように頼んでおいたんだが────」
「わぁっ……! 素敵なドレス! …………って、これ、どう見ても女ものなんだけど?」
「それはそうだろうな」
「もしかしてこれを……シャロンが着るの?」
「……アスパシア、何故私がこれを着なければいけない。これは君が着るものだ」
「へーそーって、えぇ!? 私が!?」
「実は今日、この国で盛大なお祭りが開催されることになっているんだ」
「お祭り? ────あぁ、そういえば何だかここ数日みんながそわそわしてたような」
「今日の為に皆が準備を進めていたからな。今日は日頃の疲れをとる為に、皆息抜きをしようという趣旨の祭りだ」
「あ、だからシャロンも今日は執務をしていないってこと?」
「察しが良くて助かるよ」
 
「シャロンが働いていない理由は分かったけど、それとこのドレスと何か関係でもあるの?」
「もちろん大アリさ。実は今日の祭りでは国を挙げてのダンスショーが行われる」
「ダンスショー?」
「男女が一組となり、音楽に併せて踊るんだが、ぜひ私のパートナーに君をと思ってね」
「……もしかして、それ着て私がシャロンとみんなの前で踊るってこと?」
「あぁ」
「で、でも私そんな踊ったこととかないし!」
「大丈夫だ、上手く踊る必要はないからな。楽しく踊れればそれでいい」
「でも────」
 
「アスパシア、私は君と踊りたい。いや、君でなければ踊る意味もない。言っただろう、私は君を愛していると。だからこそ、アスパシアと踊り皆に見せつけたい。政務に忙しく、あまり構ってやれていない分、綺麗なドレスを着せてやりたいと、そう思った」
「シャ、シャロン……」
「姫……君は私と踊るのは嫌か? 嫌ならはっきり言って欲しい」
「嫌なんかじゃないわよ。ただ……シャロンはそうやって私のことを考えてくれていたのに、私ってばお祭りがあることすら知らなくて……」
「ふっ……」
「あ、何で笑うのよ!」
「いや、すまない。ただ……アスパシアは可愛いなと、そう思っただけだ」
「…………そ、そんな面と向かって言わないでよ」
「そうやって照れているのも可愛く見えるんだが。────アスパシア」
「シャロン」
 
「────私と踊ってくれるだろうか? 綺麗な君を私が独占したい。どうか頷いて欲しい」
「シャロン……えぇ、もちろんよ。ダンスは得意じゃないけど、私もシャロンと踊りたい!」
「ありがとう、アスパシア……!」
「それにしてもこのドレスホントに綺麗……! シャロン、本当にありがとう! 大好きよ!」
「……っ! ────ホントに敵わないな」
 
──END──
 
---------------------------------------☆






久しぶりに…ヴィの教団語を…聞いたのさ…

シャロンの姫呼びすっごく好きなんですよね〜vv
脳内再生すごかった…ww
シャロンは嘘がわかるから、アスパシアの心からの『大好きよ!』がもうほんっとうに嬉しいでしょうね!!
顔を赤くした宰相思い出す…^/^
なんか終わったのにセラが「僕が主役なのにぃいいいい〜!!」と泣きながら出てくるのではないかと探してしまいました(笑)
うん、軽くシャロンルートしてみようかな^^













S.Y.K 真君×玄奘




S.Y.K(蓮咲伝)・真君×玄奘

 
 
────天界にて。
 
「あの……」
「ん? 何だい、玄奘」
「あなたは今、お仕事をしている最中のはずです」
「あぁ、そうだね。私は今、政務を必死に処理している最中と言えるだろう」
「必死なのはいいことです。……が、出来ましたら一つだけお願いがあります」
「何かな? 仕事を放り出して構って欲しいって言ってくれるのかい? 嬉しいが、早く終わらせないと木叉が煩くてね。もう少し待ってくれるかい?」
「いえ、そうではなくてですね。あなたの仕事が終わるまで、出来ましたらあなたの膝から降りていたいのですが……」
「何でだい?」
「何でと言われましても、この状態ではあなたも仕事がしにくいでしょう」
「そんなことはないさ。ほら、見てごらんよ。私にしては頑張っているほうだと思うだろう?」
「えぇ、そうですね。いつも仕事から逃げ回っているあなたにしては────って、そうではなくてですね!」
 
「あー…ゴホンッ!!」
 
「────っ!」
「何だい、木叉。いたのなら声くらい掛けてくれてもいいのに」
「………………最初からこの部屋にいましたが」
「あれ? そうなのかい?」
「……それはそうと楊漸様」
「んー?」
「仕事される時くらい、放してあげたらいかがですか」
「放してって、それはもしかして玄奘のことを言っているんじゃないだろうね?」
「それ以外に何か思い当たることでもありますか?」
「うーん、今のところはないね」
「では楊漸様のお考えになっている通りで結構です。俺はあなたがその今手掛けているものを早く受け取りたいので急いでください」
「私はこれでも急いでいるつもりだよ?」
「……傍から見た場合にそうは見えません。それに…………困っているでしょう」
「困っている誰がだい?」
 
「私です!」
 
「わっ、こんな近くで大声出されると驚いてしまうよ」
「申し訳ありません。でも、いくら言ってもあなたが私を放してくださらないから────」
「何故放さなくてはいけないのか、私には分からないな。私は君といたい。こうしていると仕事がはかどる。良いことづくしじゃないか」
「いえ、そうではなく────」
「君は今の状況が私に迷惑を掛けているのかもしれないなどと思うかもしれないが、それは全くの逆だよ。私は今ものすごく機嫌がいい。だから仕事も早く進む」
「いえ、ですから────」
「まぁ、この部屋に二人きりじゃなく? 木叉という存在がいることは? 少々空気を読んでほしいところだけど?」
 
「楊漸様……一々語尾に『?』をつけないでください」
 
「あははは。まぁ、玄奘。もうすぐ終わるからもう少しだけ待っていてくれるかな。そうしたらその後はずっと君といると約束しよう」
「ですから私が言いたいのは────って、ちょ、ちょっと!」
「んー? 何だい?」
「さっきから私を抱いている左手でどこを触っているんですか!」
「どこって……君の太ももの内側をこうまさぐるように────」
「それ以上言わなくて結構です!」
「えぇ? 君から聞いてきたんだよ? 全く君にも困ったものだ。まぁ、こうやって振り回されるのも嫌じゃない自分がいるんだけどね」
「あの……この場合、振り回されているのは私ではないのですか?」
「何か言った? 私にはこれっぽっちも聞こえなかったんだけど」
 
「楊漸様……遠くにいる俺には聞こえています」
 
「木〜叉、君ね、真面目なのはいいことだけど、そこは空気を読んでくれ空気を」
「空気を読まない代表のあなたが何を言っているんです」
「いつどこで誰が空気を読まないって?」
 
「「あなたです」」
 
「まったく、二人揃って真面目で嫌だねぇ。────とにかく玄奘? 私は君に何を言われても放す気はないから。もちろん、君も放れる気なんてないだろう?」
「………………ここで『いいえ』と言ったら放してくださいますか?」
「いや? 放す気なんてないけど?」
「……はぁ。では、『はい』という選択肢でお願いします」
「そうだね、きっとそう言ってくれると思っていたよ」
 
「……楊漸様。もう何でもいいですから早く進めてください」
 
 
──END──





真玄…っ(涙)
まさかこのCPまで頂けるとは…

S.Y.Kの中でぶっちぎりな位大好きです。真君…
しかもED後だよ!膝乗せ執務してるよ!!…たまらない…^/^
真君の木叉に対する?攻めがツボでした〜ww
木叉がいい味出してくれますよね〜このCP!!

最後に「もう面倒な人」とばかりに玄奘が頷くのが…(キャーww)

嬉しそうに仕事してそうだよ!!楊漸最高です…っ!!